伊勢神宮の祈年祭(きねんさい)は、正しくは「としごいのまつり」といい、その年の五穀の豊かな実りを祈る神事が行われます。伊勢神宮では、祈年祭に始まり稲を育てるための数々の神事が古式にのっとって行われ、10月の「
神嘗祭(かんなめさい:その年の初穂を捧げる祭)」を待ちます。
2月は全国の神社でも豊穣を祈る祭りが行われます。
古来、日本には、神様が春の初めに里に降りられ、収穫が終った秋に山にお戻りになる、との信仰がありました。祈年祭は、農作業の始まりとともに豊穣を祈願した民間行事が、神道の儀式として行われるようになったものといわれます。