歳時記・イベント

山王祭 (隔年・6月17日)

山王祭(さんのうまつり)は、東京・永田町の日枝神社の祭礼で、神田祭と交互に隔年で本祭・陰祭を行います。本祭は、子・寅・辰・午・申・戌の年になります。神田祭とともに、祭礼の行列が江戸城内に入ることを許され将軍上覧を得る「天下祭り」でした。日本三大祭り(京都の祇園祭、大阪の天神祭、神田祭または山王祭)にも数えられます。

夏を迎える大祓(おおはらい)の神事「茅の輪(ちのわ)くぐり」で罪や穢(けがれ)を祓(はら)い清め、祭りの最大の盛儀である「神幸祭(じんこうさい)」の巡幸は、都心に華麗な時代絵巻を繰り広げます。

山王祭は、江戸時代の三代将軍家光以来「天下祭り」として盛大をきわめました。山王祭は6月15日、神田祭は9月15日に、毎年、互いに豪華さを競い合っていましたが、ぜいたくを禁止した奢侈(しゃし)禁令に反するとして、幕府の命令により本祭は2年に1度、神田祭と交互の開催となりました。

「日枝神社」の名称は明治時代からのもので、古くは「日吉山王大権現社」「江戸山王大権限」、江戸っ子には「山王さん」の名で親しまれています。社の歴史は鎌倉時代にさかのぼり、徳川家康の江戸入城に際し城内の紅葉山に新社殿をまつり、江戸の産土神(うぶすなかみ:生まれた土地の守り神)として、江戸一の大社とあがめられていました。
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