歳時記・イベント

クリスマス (12月25日)

クリスマス(Christmas)はキリスト(Christ)のミサ(mas)。イエス・キリストの生誕を祝うキリスト教の祝日です。キリスト教圏では、12月25日からから1月6日までを「Christmas tide(降誕節)」として、クリスマス休暇を楽しみます。

実はキリストは12月25日に生まれたという確証はありません。初期のキリスト教徒は、1月1日、1月6日(神が人間をつくった天地創造の6日目)、3月27日(イースターの頃)などに生誕を祝っていました。
古来、北半球の諸民族は、冬至を太陽の誕生日と考えました。12月25日は古代ローマ人の冬至に当たり、盛大な冬至祭が行われていたことから、キリスト教の布教段階でこの冬至祭りを上手く取り込んだのでは、などと考えられています。
日本では、明治の初めに最初のクリスマスパーティーが開かれたといわれます。現在ではキリスト教に関係のない一般家庭でもお祝いし、宗教を超えた年末の国民的行事となっています。

クリスマス・ツリー

クリスマス・ツリーを飾る習慣は、キリスト教が伝わる前の古い北欧の風習が元になっているといわれます。クリスマスイブにモミの木を買ってきて家の中に立て、赤い木の実やキャンドルなどで飾り付けをし、2月2日のキャンドルマス(聖燭祭)までそのまま飾っておきました。
太陽が姿を見せず、一日中夜のような北欧の冬にキャンドルは欠かせません。針葉樹のモミの木は、暖房で締め切った室内の空気を清浄にする効果があります。クリスマス・ツリーには、長い冬を過ごす北欧人の知恵が生かされているようです。

サンタクロース

サンタクロースは、子供の守護聖人・聖ニコラウスをモデルとしています。
聖ニコラウスの信仰が盛んなフランドル地方では、12月6日に子供にプレゼントを贈る習慣がありました。オランダ人が新大陸のアメリカに移住・建設したニューアムステルダム(現ニューヨーク)に、聖ニコラウス(オランダ語でSint Klase)信仰と祭りが根づき、やがてクリスマスの夜にトナカイのそりに乗って空を飛び、煙突から家に入ってくる近代サンタクロース像となりました。
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